〔048〕瑞牆山 (2,230m)
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2003年05月01日(当時53歳)

山梨県北杜市須玉町小尾

  山頂は大きな岩で出来ており展望は最高であった。 北西に八ヶ岳、西に南アルプスの北岳、南に富士山、
東にこれから登る金峰山が見える。 金峰山はかなり遠くにあり行くのがかなり困難に見える。
誰も居ないのでオートシャッタで写真を撮る。 しばらくすると一人上がってきたので写真を撮ってもらう。 この人は瑞牆山は2回目らしく2時間で登ったと言う。 8時45分(22分休憩)下山する。 52分で沢に付く。 登りは2時間13分掛かったが下りは52分だった。 ヤナギ坂の長い登りを上がり、9時50分に富士見平に戻る。
富士見平で悩む
  瑞牆山だけで相当足にきている。 金峰山を見送って明日登ろうかとも考えたが、瑞牆小屋からの富士見平までの登りを明日、再度、登るのもバカらしい。 ならば今日、行けるところまで行ってみよう。
”富士見平小屋”が瑞牆山、金峰山への分岐点になっていた。
周辺はキャンプ場にもなっておりハイカーがチラホラ居た。

ヤナギ坂から見た瑞牆山、大ヤスリ岩。
ヤナギ坂は樹木が茂り、瑞牆山が見えるところは少なかった。

やなぎ坂を ”天鳥川源流”まで下る。
ここから ”瑞牆山”に向けて超急登が始まる。
有名な ”大ヤスリ岩”を直下から眺める。

巨石が連なる登山道(?)が続き、距離の割りに疲れた。

本日の一番乗りとなってしまい山頂には誰も居ない。 寂しくセルフで写真を撮る。
気温2℃、寒いが天気最高、展望最高、長靴最高?

富士山が近いが霞みが酷く、薄っすらの展望となってしまった。
富士山頂も天気が良さそうだが、この時期に登っている人は少ないだろう。

どこから見ても目立つ ”大ヤスリ岩”
遠くに南アルプスの全貌が見えていた。

 後に見えるのは特徴ある ”五丈岩”と ”金峰山”。
直線でもこの距離があるのに、実際の登山道は右側に大きく廻り込んで行く必要がある。
あまりにも遠いので、今日登るのは止めようか! と悩む。



標高差:715m
みずがきやま
Road Map :中央道の須玉ICから県道601号線、県道23号線を走り、瑞牆山荘に向かう。
Route Map
:瑞牆山荘〜富士見平〜瑞牆山登頂後、富士見平に戻り、金峰山を往復する。
'03年度の日本百名山行脚
05/01 05/01 05/02 05/02
瑞牆山 金峰山 大菩薩嶺 天城山
日本百名山奇岩、大岩が点在する岩山に魅せられた。
直下のアイスバーンを樹木を頼りに登り切り、
2時間23分にて ”瑞牆山”(2,230m)に着く。
”八ヶ岳”は結構近く見えた。
深田久弥著の「日本百名山」から
  瑞牆山という名は古記には見当たらないが、しかし、この山が古くから知られていたことは、弘法大師文字とか古代文字とか称せられるものが、アマドリ沢上流の岩壁に刻せられていたという言い伝えを似ても察せられる。
  5時に目が覚める、寒い、気温は5℃。 回りに雪が無く迷ったが長靴で挑戦することにする。
靴下は2枚履き、防寒ズボン、厚手のシャツ、ジャンパーを着込み、ニット帽子に手袋を履く。
5時50分、瑞牆山荘横から登り始める。 そうきつくない登りであるが、睡眠不足か足が動かず、
息が切れる。 先週の氷ノ山トレーニングはなんだったんだ。 6時14分(24分)で山小屋のある
富士見平に着く。 ここが瑞牆山、金峰山の分岐点となりキャンプ場になっていた。
富士見平小屋”は天場の管理小屋であり、食事付宿泊も出来る様だ。
”富士見平小屋”の前に立っていた簡易登山地図。
まずは ”瑞牆山”に向かう。 ”金峰山”へは分岐に戻って来てから考える。
 まずは瑞牆山へ向かう。 一旦登り、その後は長い下りが天鳥川の沢まで続く。 途中、瑞牆山が
木立の間から見え、大きな石群が姿を現す。 途中に雪は全然無く、長靴が不正解に思えた。
7時00分(1時間10分)で天鳥川源流の沢に着く。 沢を渡るとベンチが並ぶ休息所がある。
沢からはえげつない登りとなり、大きな岩を越えながら高度を稼ぐ、気温が低く手が冷たい。
チンポコの様な ”大ヤスリ岩”を左に見て、はしご、ロープを使って更に登っていくと瑞牆山を回り込み、北側に出ると残雪が凍り付いていて危なっかしくなってくる。 アイゼン無しでアイスバーンを
登り切り、8時13分、2時間23分
で瑞牆山に着く。
2023年11月15日改定